栄養バランス、彩り、食べやすさなどを日々考えながら、ママは毎日の食事作りに励んでいることでしょう。

子どものカラダとココロが育つ食事作りのポイントの1つは、「旬のものを使うこと」。

 

旬のものは、太陽と大地の恵みを吸収して育っているので、生命力がとても高く、そのエネルギーをいただいて私たちの心と体は作られていきます。

今は一年中さまざまな食べ物を食べることができますが、旬のものはその時期に体が必要とする栄養素を多く含み、体の調子を整えるはたらきがあります。

また、旬のものを食べることは、免疫力や抵抗力を高め、丈夫な体を作ることにもつながります。

 

季節感あふれる食事を作っていると、おのずと栄養バランスも整ってきます。旬の食材を通して季節を感じることができるので、子どものココロと味覚も育てていくことができます。

 

子どもは毎日違ったおかずや品数の多い食事を望んではいません。「ママの味、匂い」を感じることで安心して食べることができるのです。

おにぎり1つでも良いです。ママが握ったおにぎりに旬のものをたっぷり入れた具だくさんの味噌汁を添えれば、子どものおなかも心も満足!

手間はかけなくても、愛情はたっぷりかけた食事作りをしてみてくださいね。

 

管理栄養士 幼児食アドバイザー 山口真弓